経営者の資質の話。
ドリーマーはリアルから目をそらす。
リアリストはドリーマーを軽視する。
それぞれの経営道が指し示す先は、いずれにしても袋小路だろう。経営者として大成するとは思えない。
「夢とリアリズム」。
その両方を持ち得て初めて、経営者は名経営者足り得るのだろうと思う。
熱い情熱で行動し、同時に冷徹な計算で処断を行う。
そんなことができてしまう人は、数こそ少ないが、確かにこの世に存在する。
しかし、はっきり言っておきたい。
相反する二つの概念が心の中で衝突する、規模にもよるが、その衝撃を耐えることのできる人など、もはや常人ではない。
意識してそれをできる人は類まれなる努力の天才だ。
意識しないでそれができる人はおそらくある種の狂人だろう。
例えるなら
家康と信長の違いに似ていると思う。
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