2012年7月31日火曜日

恋と愛の違い


あなたは一体、私に何をしてくれるのだろう。

あなたに一体、私は何をしてあげられるのだろう。

そんなわずかな違い。

「あなた」が「恋人」でも「会社」でも同じこと。

恋にとどまらず、恐れることなく、

我欲を犠牲の祭壇に差し出せる者のみが、

愛を得、

その者にのみ、

幸いは降る。

2012年7月26日木曜日

Oldies day



波もないのに、

一人で海に浮いてる。

江ノ島もえぼし岩も水平線も何もかわんないなって思う。

目まぐるしく変わっているのは自分を取り巻く状況だけか。

風景は変わらない。

シリトーが言うように、

実は近くから見れば変化しているのかな。

そんなことをぼんやりと考えている。



夕方、俺たちの街に突然雨が降る。

でも、みんな知ってる。

すぐに上がるよな、この雨は。



PM4:00

冷やした白ワインとビールとギターを持って海辺のBARに集まる。

上半身裸の男たち。

やわらかい素材のワンピースを着た女たち。



野田さー浮いてんよ。

お前、東京の匂いがする。

うるせーっ。

Jack Johnsonがブチって切れて、

誰かが、BEACH BOYSを流す。

一瞬、場が静まる。

若い女の子たちがキョトンとした顔をする。



雨が上がる。松林の向こうが夕焼けに染まる。

なー。表、出ていい?

芝生の庭に椅子を持ち出して、深呼吸をする。

国道134が乾いていく匂い。

茅ケ崎の匂い。

懐かしくて、頭がクラクラする。

ずっとここにいたいなって思う。




いれないけどね。




あいかわらず流れているBEACH BOYS。

「Do you love me?
Do you surfer girl ?」



Oldies day。

そんな感じの休日。











2012年7月12日木曜日

目減りする幸せ

限界効用逓減の法則って知ってますか?

マクロ経済学で習う三次曲線で、供給量を表す公式なんだけど、高等数学のクセに、いやに哲学的なんです。

例えば、

砂漠で死ぬ寸前の人がいたとします。

み、水をくれ…。ってやつです。

で、その人にコップ一杯のお水をあげた時の幸せ度を100とします。

二杯めは?90くらいかな。

三杯めは、70。次は40…。

50杯めは?

うぷっ、もー飲めません。…−20。

幸せは一定基準を越えると、

幸せどころか不幸になるって話です。

いずれにせよ、自分の身丈に見合った一杯の水を、

欲張らずに、

誰かと大事に飲むのが、きっと本当の幸せなんでしょうね。












2012年7月7日土曜日

僕は母国のために仕事をする、そしていつか・・・。


母国のために仕事をする・・・。

それは、

愛する仲間のため、

好きな子のため、

守るべき家族のため、

僕を育てた故郷、茅ケ崎のため、

僕を必要としている家具業界のため、

自分の未来と夢のため、

それらを、

まるっと全部含んでいる。

だから僕はこの国のために仕事をする。

そして・・・。

まだ、その資格はないけど、

いつか、

アジアのために、

この世界のために、

仕事をしているって、

胸を張って言えるように、

なりたい。