2012年5月27日日曜日

仲間募集


CROWNでは、AREA、POLISのショップスタッフを募集しています。

アルバイトでも、正社員でも。経験ありでも、なしでも大丈夫。



そこの君。

履歴書待ってるよ!!

応募の宛先

〒107-0061
東京都港区北青山2-10-28 1F
株式会社CROWN 採用担当宛


















2012年5月19日土曜日

登り下り登る


僕は中目黒から青山のお店まで自転車で通っています。

そんなに長い距離ではないように思われますが、

実は、代官山を登り、渋谷に下り、青山を登るという割りと過酷な道のりだったりするんです。

2012年5月18日金曜日

プライドを取り戻せ!!


CROWNの会社理念は

「愛ある居場所作り」

と、

「日本のインテリア偏差値を上げる」

というものですが、

実は、それ以外に、

社員だけが知っている裏理念が存在します。

それが、

「プライドを取り戻せ!!」


です。



例えば、

「将来の夢は宇宙飛行士です」

誰もが無邪気に答えることのできた幼少時代。

世界は間違いなく自分のものでした。

ところが、

小学校、中学校、高校、大学を過ごしていく中で、

自分の限界を少しずつ感じて行きます。

社会人になり、ほんの少し残ったプライドも削られた時、

大抵の人は、

「人生なんてこんなものさ」

と思います。

「私は私であればいいんだ」

「普通が一番」

って・・・。

社会人は誰しも、第二思春期を20代後半で迎えます。

妥協の結婚、挫折の転職。

30代の序盤までそれが続き、

それが終わる頃には、すっかり・・・、

優しい目をしたか弱い社会人が出来上がります。



ところが、そんな大多数の中、

「違う。こんなの俺じゃない」

って呟く人がいて、

そんな彼らは、

失ったモノを取り戻す戦いを始めます。

周囲の反対の中、

たった一人で、

怒り狂った嵐の海に小舟を出し、

過酷な冒険に人生の舵を向けます。

その人はかなりの確率で転覆死するでしょう。

でも、その瞬間、

彼はきっと幼い頃に宇宙に向けた、

あの目を、

取り戻しているのでしょう。



そんな人間達が一つの船に集まった。

僕らCROWNはそんな集団です。

まるで梁山泊です。

みんなそれぞれの理想を追いかけて、

格好悪く足掻いている人間ばかりです。

「プライドを取り戻せ」

そして、

「世界は俺たちのモノだ」

心の奥からそう叫べる日が来るまで、

または、

息絶えるまで、

僕らは戦い続けるのでしょう。


ところで・・・、

これを読んでくれている皆様へ。

「そこは本当にお前の居場所か?」






2012年5月10日木曜日

凍りついて死んでいる豹


ヘミングウェイの作品に「キリマンジャロの雪」という小説があります。

標高6000Mを超える山の頂きに凍りついて死んでいる豹。

彼はそこで一体何をしていたのだろうか?というお話ですが・・。

僕は、その豹の暗喩に、昔からすごく心惹かれます。



もう少し、もう少しって登るうちに、

極寒と酸素の薄い中で自慢の敏捷性も無くなり、

最後はノロノロになって倒れる。

倒れても、微かに動いている足は、未だ高みを望む意思に従っています。



死ぬまで上を見て、死んでも目を見開いて頂を睨んでいるそのイメージは、

僕の教科書そのものです。















2012年5月6日日曜日

できれば村上春樹訳で・・・。




某日、
at AREA Tokyo.

空間&家具デザインについて、とある紳士(お客様)とヒアリング。


「好きな街はニューヨーク」
「デザイン・・・やっぱりアールデコかなぁ」
「日常と非日常の境目」
「ずっと海外のホテル暮らしだったから」

静かに話す語り口・・・。


「分かりました・・・・と言いますか、決まりました」

と僕。

空間のテーマは『長いお別れ』です

聞いてる途中から、彼がフィリップマーロウにしか見えなかった。

まだアメリカが金融に走る前。
黄金の50年代。
ニューヨークの街に立ち上る白い蒸気。
マホガニーのデスク。
シガー&ギムレット
ハットを被った男たち。

あのイメージをAREAで家具に落としたらどうなるんだろう。

やってみたい!!!

レイモンドチャンドラー的空間を。

というわけで、

今夜は、仕事(空間)目線で、

1973年の名画をじっくり観察する予定です。

プレゼンは来週。

こうご期待です。














2012年5月5日土曜日

POLIS (ポリス) について2





野田
「シンプルで一生使える白い家具ってなかなか見かけませんよね。
フレンチの白家具は甘~くなり過ぎて人を選ぶし、
白ポリで作った家具はキッチンみたいで安っぽいし」


木工職人(工房長)
「そうですね」


野田
「だから作りたいんです。これがデザイン図と設計図です!! 」

「イメージは・・・・」

エメラルドグリーンの地中海からギリシアの街並みを望んだ時に、深い白の建物が並ぶ姿。キュービックだけど、どこかイスラムの影響を受けた芳醇なシルエット。ミケランジェロの大理石のように、肌の下が透けるような深み。ずっとそこにいて、1000年以上の長い時間をかけて、少しづつ朽ちていく教会・・」(ペラペラ)

「・・・って感じです」


木工職人(工房長)
「はあ・・・・・???」



そんな会話から出来たPOLISのサイドボード。

木目がわずかに透ける、上品で深みのある白になり過ぎない白。

イスラムのアーチを連想させる脚や天板の欠き込み。

それでいて、

キューブ感を損なわないシンプルなシルエット。


工房長へ

ありがとうございます。完璧です。

実際使っているお客様から、

「大満足」のメールをいただきますよ !!!

ちなみに・・・

最近あんまり顔を出せなくて、すみません。